それは、
親に幸せだよと伝えること。
私は時間があるとき待ち合わせの時近くに本屋があれば
ふらっと立ち寄って惹かれるものを色々読んでみたりするのですが
先日、興味も全く何もないコーナーにふと行ってみまして。
それが育児・教育のところでありました。
まじで縁もゆかりもないし、こんなものを手に取るのはゼクシィより100億年早いですけれど。
(むしろ先に恋愛啓発本を読め)
もちろんまさか自分がゼクシィより先に育児本を手に取るとは今までの私は思いもしませんでしたね。
で、まぁズラッと並んどるわけです。
頭のいい子に育てる方法、だの、世界に負けない子どもに育てる方法、健康な子どもに、、とかもう要は
如何に優秀な人間に育てるかという
なんかもう字面でみたら親のエゴイズムすぎて愛を問いたくなるくらいのもんでした。
(子どもと大人の狭間の私)
(複雑)
その中の1冊を手にとって読んでみたんですが
客観的に見て
とにかく親は
我が子には幸せになってほしい
その一点に、尽きる。
優秀な子に育てたい
健康な子に育てたい
コミュ力が、人から愛される、などなど
十人十色ですがそれらは全て
我が子の幸せを願うところが源なんだと思いました。
単に幸せといっても、地球が誕生してこの方未だにこれという絶対的な意味が定められていない永遠に普遍的なもの。
この3人に幸せを歌わせたらてんでバラバラでしょうね。
例え親と子といえど、人と人
DNAを割って足して作られたんですから
その時点で感性含め同じなわけがなく
その子にとって何が幸せかなんて親も分かりません。
だからこそ手探りでも数十年生きた経験値をフル活用して親なりに考えた
その子が将来幸せになれる方法、それが子育てなのではないかと。
でもやっぱり自信がないからこそああいう本が並ぶんだろうなぁ。
且つ、やっぱり"一般的な=社会的な"幸せ
収入が多い、出世が早いなど
自分の感性ではなく社会的な幸せ
目に見えてリターンが大きく
親も1番自身の経験で分かりやすかったところだからでしょうか、
なるべく選択肢を広げる為に
頭のいい、健康な、という所に行きつくのかなと。
育児本と言えど割と心理学的なところだったので
意外と勉強にもなり読みやすかったです。
で、そしてこの
我が子には幸せになってほしい。
その思いは一生続きます。
ありがとうという言葉もとても大事ですが
本当は
あなたが幸せであるかどうか
本質はそこなんだなと。
だから親の愛って本物の愛なんですね。
(エゴとか言ってすいませんでした。)
ありがとうを言うよりも難しいと思います、
あなた自身も自分で今幸せと言っていいのか
自信がないかもしれません。
幸せと言うのは難しくても、毎日が楽しい、
それだけでもいいです。
家の中でちょっとご機嫌にルンルン過ごすだけで親は安心するもの、
もし親孝行をしたいと思う人がいるならば
親の前でずっと幸せそうに過ごす。
それだけでいいと思います。
初任給が入って大盤振る舞いをしても旅行に連れて行っても、あなたの顔が曇っていたら親は一気に心配になりますから。
(ここで急な親面)
なんか、ちょっと親目線を覗けたみたいで優しくなれそうですね。
以上です。
やや重ための回でしたが
ご静聴ありがとうございました。